趣味の倉庫

たかやまの、よしなしごと、おきば

高山和義の非公式Wiki~推し活について~


推し活、という言葉があります
推し事という時もあるらしい





多趣味の自覚がある高山ですが、その中には所謂「推し活」も幾つか含まれています
界隈ごとに大分ベクトルは違えど、特定のアーティストが好きで、活動を追っている、という点では同じかなと。

最近、振れ幅が大きすぎるせいか、自分の推し活とは何たるや、というところが迷子になりかけている節があるので
心の整理も兼ねて、それぞれの推し活に関する気持ちというか考え方をまとめておこうと思ったのでした。
要するに、ただの自分語りです。
かなり長文なのでご注意ください。



nano.RIPE

自分の中での所謂、推し活、の元祖がnano.RIPEというバンドです。
まだ高山が高校生で、アニメを見漁っていた時に、とあるアニメのOPを聴いたのがきっかけでした。
当時はまだお金もなく、中古で過去のCDを買い集めるのが精一杯。
ライブの現地参戦をするようになったのは、大学生でアルバイトをするようになってからでした。
それから大きく環境は変わりましたが、社会人3年目でFCに入会し、今に至ります。

nano.RIPEのメンバーは、かなりファンとの距離が近い、という事は歴戦のノクチルカー(nano.RIPEファンの通称)から聞いてはいましたが、
FCに入会し、イベントなどに参戦する度に、それを思い知ることになります。
新年会と称した飲み会、バスツアー、果てには一泊二日の旅行(レクリエーションつき)など、
おおよそ一般のアーティストとしてはありえないレベルの距離感なのでした。もちろん良い意味で。

nano.RIPEの知るきっかけはアニメでしたが、ロックバンドなので、メインコンテンツは勿論、音楽です。
高校生の時点で生意気にもポータブルオーディオの良さにうっすら気づいており、音楽を楽しむことが、趣味の中でもかなり高い割合を占めていました。

docomo0620blog.hateblo.jp

それは、社会人になってもほぼ変わらず。
CDが出れば真っ先に買い、ライブには行ける範囲で参戦し、ほどほどにグッズも買う。
ライブも、推しの姿が見たい!というよりは、生演奏の音楽を浴びに行きたい、という気持ちが強い。
(しばしそこには、盛り上がる曲でもみくちゃにされて押しつぶされたい……、というのも加わってはくるのですが)

youtu.be

直近のライブ映像 大体いつもこんな感じです


nano.RIPEのファンの在り方(?)としては、本人達の言っている通り「一度でもライブに来たら、貴方もnano.RIPEの一員」というスタンス。
「僕ら(nano.RIPE)はステージで最高のライブを、君たち(ファン)はそちら側で最高のライブを」と言われることも。
双方が盛り上げ合って、完成するライブ、という形なのです。
時には、一曲まるまる歌え~!なこともある。

youtu.be
プラネタリウムライブもある 生演奏の音を浴びる以上の体験ができる良いライブでした



そんなnano.RIPEに対する向き合い方として
・音楽を第一コンテンツとして追いかけたい
・ライブは行ける範囲で行きたいし、やはり現場は好き
・ライブは、推しと会える現場というよりは、最高の生演奏を浴びに行く場所、そしてもみくちゃに押し潰される場所(笑)
・FCで推しとの距離が激近なのは嬉しいが、ほどほどに

ライブは生演奏を浴びに行く場所、そしてアクターと一体となって演奏を盛り上げる場所。
そういう認識でいるため、ライブ中は曲を聴くことと、曲に合わせてコールしたり跳ねたり腕を振ったり、演奏と一体になって盛り上がる事が一番楽しいこと。
アクターと演奏とファン、すべてが一体となる瞬間が最高に好きなのです。
一体感、それが自分の中でライブの楽しみ方の根底にあるもの。
その前提で、次の章へ移ろうと思います。


VTuber


ここ2~3年の間に、自分の中でじわじわと拡大して、いまや一大勢力となったもう一つの推し活、それがVTuber
こちらはnano.RIPEと違い、結構転々としているので、その備忘録とまとめという意味も含めて。

第一期:VTuberとの出会い

Twitterを長くやっていて、かつ創作イラストレーターさんを多数フォローしているので、V黎明期のころから情報は入ってきていました。
ただ、誰かの配信を見に行く、ということにはなかなかならず。
そもそも、昔から動画コンテンツがあまり得意ではなく(アニメもあまり集中して見れてはいなかった)、特定の誰かを見に行くためには、強制的に動画に触れざるを得ないというコンテンツのしくみが、圧倒的に腰を重くさせていました。
ただ、その中で興味を持ったのが、イラストレーターのしぐれうい先生でした。
先生自体はそれ以前からイラストが好きで、同人誌なども購入していました。
ホロライブの大空スバルの担当ということも知っていました。
ただ、その本人がVTuberとして活動を始めるとは……。
初配信は、意を決して見に行った。そこからは、たまに見かけたら見に行く程度。

youtu.be


今でも配信やコンテンツをすべて追いかけている、という感じでは無いけれど、安定して推しが続いています。


第二期:箱との出会い

しぐれうい先生をきっかけにVTuberという文化に触れ始めた高山。
切り抜きも時折見るようになり、そこから出会ったのがのりプロというVTuber事務所(以下、箱と略す)でした。
リーダーの犬山たまきとの絡みをよく見かけるようになり、そこから他のタレントも見に行くようになりました。
主に見ていたのは、白雪みしろ、猫瀬乃しん、鬼灯わらべ、レグルシュ・ライオンハートなど。
相変わらず頻度はあまり高くはなく、気になったら見に行く程度。
ASMRという文化に触れたのも、みしろさんの配信でした。
のりプロを見ている間に、VTuber界隈の基礎知識(?)についても知る機会が多かったと思います。

youtu.be

ミックスシロップ 名曲です


ただ、或る時に、複数のメンバーが同時に卒業独立。
それと時を同じくして、のりプロ推しも終わりを告げたのでした。
どのような事情であれ、もう箱を信用して推し続けることができなくなった、という思いがありました。
ここまできっぱりを推しを切り上げられるのも珍しいなぁ、と他人事のように思います。


第三期:ホロライブとの出会い

第二期と時期は重なりますが、それは2023年3月20日のことでした。
いつも通りYotubeを開くと、おすすめ欄に黒背景に白文字、真ん中にでかでかと泣き喚くFAのサムネが。
気になって見に行ったのが、ホロライブとの出会いでした。

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この配信が箱との出会い、というのも奇妙な話です。
2023年の全体fes終了後にTwitter垢が凍結し、それを嘆いているだけの配信なのですが、妙にツボってしまい、そのままサブ垢もフォローしにいきました。
思えば、ホロメンのサブ垢文化も、この辺りからのような気がします。

第一期でも述べた通り、イラストレーターさんからVTuberの情報自体は黎明期のころから流れてきており、その中にはホロ関係の情報も多くあったので、入れ込むようになるまであまり時間はかかりませんでした。
ただ、2023年は相変わらず、たまに見に行く程度の頻度でした。

本格的にハマり始めたのは、同じく2023年の年末の事。
AbemaTVにて、2023年の全体fes「Our Bright Parade」のライブ映像の一挙放送を見たのがきっかけでした。
まだオリ曲も大して知らない、全体曲もそこで聴いたのがほぼ初めて。
しかし、ものすごい物量の感動と衝撃が己に押し寄せたのをはっきりと覚えています。
ホロライブという場所は、今まで見たことのない、もっと凄い何かが見れるのかもしれないと思ったのです。

2024年頭から、色々なタレントの配信を見に行くようになりました。

このころより主に見ているのが、白上フブキ、大神ミオ、猫又おかゆ、さくらみこ、AZKi、大空スバルetc……


第四期:ホロ推しの本格化、最推しへの目覚め

はじめに、大神ミオ

それは、2024年の4月末のことでした。
某ゲームの大会でミオちゃんのお揃いパーカーを着た選手が優勝。
そこからどれくらいの声が上がったかは想像できませんが、パーカーが再販決定。
自分も欲しいなとは思っていたので、購入することとしました。
しかし、ミオちゃんの次の日の配信が体調不良とのことでキャンセル。
そして、緊急入院の報せ、超ゲマズとMUSIC VERSEの出演中止。
上手く言い表せませんが、とてもとても心配になったのを覚えています。
次の報せを見逃さないように、とTwitterの通知登録をした。(当時は通知登録なぞほぼしていなかった)
そして、約2か月の休養を経ての復帰。

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復帰配信を見て、なんて尊い人なんだ、と思いました。
そして、そこまでの期間、ずっと心配しつづけていた自分は、
いつのまにか大神ミオの虜になっていたんだなと気づいたのでした。

今更ですが、見初めはたぶんここ

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そして、ミオちゃんは音楽活動も多め。
自分の、音楽を第一コンテンツとして追いかけたい、という思想にも合致するものがありました。
ただ、この頃には配信を見る、切り抜きを見るといった動画コンテンツへの向き合い方が少しづつ寛容になりつつあり、
かつてからは考えられない頻度で、配信を見に行くようになったのでした。

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アルバムを買おう


今となっては、ホロの最推しは大神ミオ、と自信を持って言えるようになりました。
この記事を書いている7/10現在、ソロライブの1次抽選を完全敗北し、途方に暮れて涙を流しています……。


その次は、白上フブキ。

ホロを見始めてから、コンテンツに触れていたのはミオちゃんよりもフブさんの方が先でした。
配信時間も多めで、公式への露出もダントツに多い、目に入らないわけがありません。
見始めたきっかけはここ

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こりは、完全な一目惚れというやつなのかなぁと。
推しに変化したきっかけは、視聴履歴を見直してみてもなかなか見つからずではありましたが……。

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このへんかもしれない
本格化したのは、やはり2月のソロライブ。

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アルバムは予約して買ったものの、まだホロの現地に赴く勇気はなく、配信での参戦。

CDは徹底的に聞き込んだので、かなりメッセージ性の強い曲が揃っていることはわかっていました。
それでもライブ当日、ステージを縦横無尽に駆け抜け、想いの限りを歌に乗せたフブキングによるFBKINGDOMの建国祭は、涙腺を崩壊させるに余りある熱量を画面越しにも届けてきたのでした。
後日、数回にわたってアーカイブを見直しましたが、何回見ても、本当に素晴らしいライブだったと思えました。

全く話は変わりますが、VRChatをやってくれるのがすごく嬉しい。
ENIDは結構前からあるようですが、JPには居なかったはずなので。

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気まぐれぶいちゃ民の自分ですが、すごくうれしく思います。
そして、VRで動き回るフブさんかわいい。


最後に、猫又おかゆ

ここまで来るともはやゲマズ推しといった感じですが、おかゆんの入り口はゲマズというよりはマイクラ

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泥棒建設の建築配信が見はじめでした。
シンプルに声がいいな~というのが印象。
ちらほらとマイクラやゲーム配信を見ているうちに、ASMRコンテンツに再会するのでした……

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個人的に一番好きな回


おかゆんはメン限はもちろん、全体でもASMRをある程度やってくれる上に、おかゆんの少し低めの吐息多めな声質が相まって、とても最高なのです。
仕事が辛い時期は、毎日睡眠導入ASMRを聴いて寝ていました。

そして、先の二人と同じく、おかゆんも音楽関連の活動が多めな印象。
2022年の1stソロライブとアルバム、そして少し前の5月に行われた2ndソロライブと同じくアルバム。

勇気を振り絞って、2ndライブは現地参戦を決意。
おかゆんのライブは、どちらかというと技巧派な感じで、二面性をテーマにした選曲と、持ち前の歌唱力で会場を包み込んでいました。
現地で味わう空気は、何事にも替え難いものがあります。


そこから、さほど離れず7月5~6日
2回目となる超超超超ゲーマーズ2が開催。

昨年と違い、本当にゲーマーズ4人としての開催。見に行かない理由はありませんでした。
ありがたいことにDay1のみ現地チケットが取れ、参戦。
ここで、晴れて高山はゲマズ推しとなるのでありました。


ホロ推し編~完~



そういえば、ホロ以外の方々はどうしたのかって?


1.しぐれうい

配信に遊びに行くペースは相変わらずまれですが、実は高山の中で推し度は高め。
活動5周年となる2024年に、グッズ・画集・個展・2ndアルバム・2ndソロライブetc...というトンデモ周年施策をぶちこんできたういママ。
ありがたいことに、個展やライブなど現地参戦が叶いました。
nano.RIPE以外で、久しぶりの初現場となりました。
目いっぱいういママを追いかけ続けた2024年でした……
ソロライブの時に発表になった、Voisona(広義のボカロ)の雨衣ちゃんをお迎えすることとなり、2025年は雨衣ちゃんと共に作曲にチャレンジする年となりそうです……。


2.Roselta(白雪みしろ・猫瀬乃しん)

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事務所から卒業後、2人でユニットを結成し、共同生活(!?)をしながら活動を続けている二人。
配信に行く頻度は低めですが、陰から活躍を見守り続けております。



VTuber編まとめ


ここまで長々とV推しに関して語ってきましたが、ここで①のnano.RIPE編と同じように総括を

・もちろん配信が第一コンテンツではあるが、無理して全部追う事はしていない
・やはり音楽へのウェイトは高く、アルバムなどが出ると積極的に買うし聴く
・現場にも積極的に足を運びたいが、どうしても推しを見るより音を浴びがち、盛り上げに集中しがち。
 もっと推しを眺めることに集中できるようになりたい
・メンシやスパチャなど、直接な投げ銭はするつもりはあまり無いが、グッズは積極的に買っていきたい
・静まれ承認欲求


V推しを初めてから、グッズを買う事が多くなりました。
そして、ぬいやアクスタなどを外に持ち出し、旅行先で写真を撮ったり、それをSNSに投稿したりなど。
世間一般に言う「推し活」なるものをすることが多くなりました。


今までは、推し活といっても、メインコンテンツは音楽。
音楽に触れることが、好きなアーティストを感じられる時間である。
そうでなくとも、音楽を聴くことは好きだし、音質や環境にもこだわりはじめてからは、それが一層加速。
他の趣味もそうですが、煌びやかというよりは地味で硬派な、自己完結の楽しみ方をすることが多かったのです。

それが、VTuberと出会ってから一変しました。
もちろん音楽が好きという基礎は変わりませんが、それ以外にも対外的な楽しみ方が多くなったと思います。


東にグッズが出れば行って買えるだけ買い、西へドライブ行けばぬいを連れて行って記念写真を撮り
推しの配信の日はYoutubeに集い、音沙汰途絶えればおろおろ惑い
推しにファンネームで呼ばれることに嬉しさを感じ
しかし、過激派になることはせず
推しからの認知を求めることはせず
そういうオタクに
私はなりたい




総括


本当にこの2~3年間で、自分の中の価値観や考え方、趣味との付き合い方が凄く変わったな~と思います。
推し活以外の硬派な趣味も、それぞれが交差しあって化学反応を起こす時もあります。
もちろん、好ましい変化であると思っています。
まあ根がコミュ障であり、歳も歳なので、これからどこまで広がるかはあまり自分に期待できない節はありますが……
むしろ、このまま自分の考え方がどこまで変わっていくのか、楽しみまであります。
これからもずっと、色々な物事を楽しんでいけますように。


趣味の交差点 我が住処のPCデスクにて