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たかやまの、よしなしごと、おきば

EOS 6D レビューのようなもの

さて、1/2.3型から始まったデジカメ歴はAPS-Cとなり、そして最終的には35mm判フルサイズという一つの到達点にたどり着くわけですが。

とうとう念願のフルサイズを入手できました。

君の名は、

EOS 6D
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世界最軽量級フルサイズ一眼レフと銘打って2012年冬に登場したこの機種。
以前に購入したEOS 70Dが2013年夏ですから、それよりちと古いということになります。
だが、今から4年の歳月をモノともしないような魅力が6Dにはありました。

まず基本スペックからおさらい

素数:2020万画素
映像エンジン:DIGIC5+
ISO感度:100~25600(拡張102400)
ファインダー:ペンタプリズム 視野率97% 0.71倍
AF:11点測距、中央のみクロス・-EV3まで測距可能。
ドライブ・最高4.5コマ/秒連写 静音モードあり。
動画撮影:最高フルHD 30p
液晶:104万画素
その他:カメラ内RAW現像、Wi-Fi機能、GPS、AFマイクロアジャスメントなど。

こんな感じですね。
70Dと同様にWiFiが内蔵されており、スマートフォンへの画像の送信などが可能です。6DはさらにGPSが内蔵されていて、画像に位置情報を追加することができます。

フルサイズ一眼としてはまあまあ普通といった感じのスペックです。APSと違ってレフミラーが大きいので連写はそこまで速くなりません。
しかし、フルサイズとだけあって、高感度耐性は流石というべきでしょう。APSでは最高25600だったのが102400まで使えるようになっています。
AFの測距点に関しては一昔前感が否めませんが、中央1点は-EV3のとても暗い環境での測距ができます。ちなみに-EV3はどれくらい暗いのかといいますと・・・
「ISO100絞り数値F1.4で約15秒程度の露光が必要な明るさです。」(公式サイトより)
だそうです。
一体どれくらいかはわからないけれど凄いです。(実際凄いです)
月明りしか無いような所でも、さほど迷うことなく合焦してくれます。

ボディはマグネシウム合金ですが、重さはさほど感じず、軽快に取り回せます。
プラボディの70Dと比べてしまうとちと重いですが、まだ許容範囲と言えるでしょう。

プロにより過ぎず、だからといってフルサイズのkissになるでもない。絶妙な匙加減のおかげで値段を抑えながらもフルサイズの快適な撮影を楽しめる。そんな痒いところに手が届くようなポジションにいるのが6Dだと思います。

画質に関してはとやかくいっても仕方ないので作例といきましょう!
百聞は一見に如かず!


作例
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EF24-105F4LISUSM 105mm 1/125 F6.3 ISO-125

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EF24-105F4LISUSM 82mm 1/640 F4.0 ISO-8000

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TAMRON ModelA09(28-75/2.8) 28mm 1/640 F5.6 ISO-100

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EF50mmF1.8Ⅱ 50mm 1/13 F1.8 ISO-25600

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TAMRON ModelA09(28-75/2.8) 75mm 1/80 F3.5 ISO-200

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EF24-105F4LISUSM 24mm 1/6 F5.6 ISO-1600