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EF 35-135mm F4-5.6 USM 雑記

よく頑張った・・・
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またもやオークションで落札したレンズです。
名をEF 35-135mm F4-5.6 USMと言い、Canonカメラミュージアムの記述によると、Canon初のインナーフォーカスレンズだそうで。
焦点距離は前回の28-105より少し望遠側にシフトして35-135。絞りは若干暗めです。
フードっはEW-62ですが、これはかのEF50mmF1.8のフードと同じもの(型番は異なり、アダプタもない)です。
商品には、フードとリアキャップ・Canonのスカイライトフィルターが装着されていました。フィルター径は58mmです。

室内で軽く試写してみたところ、なんか甘々…。と、少しフォーカスリングを回すとそれなりに良い描写に!?
少し困ったことになりました。この個体、なんと前ピンっぽいのです。
そこで早速分解。ズームリング下のネジを3本外して、リングを外します。
少し前玉を引っ張ってやると、金属の板にはまっている白いコマが見えます。これがフォーカス群の移動に使われます。
なんとこのコマ偏心していて、ピントの調整に使える?と思った僕は、プラスドライバーをねじ込んで右に左に調節。
そもそもこの個体、内部にちらほらと指紋らしき跡が見て取れます。どうやら分解歴があるようです。
ところが何度調節しても、ジャスピンには微妙に届かず。結局、一番結果が良かった少し右の位置で決めることに。
まあ何が一番怖いって、無限遠が出なくなることなんですけどね…。
→11/24・・・どうやら、焦点距離情報を取り込むフレキケーブルが一旦はがされていたようで位置が変わっていました。これを戻せば直ると思いますが、OHレベルの分解が必要になりそうなので、時間があるときにやろうと思います。
描写性能は28-105>35-135>171Dといった感じでしょうか。
あとこのレンズ、個体差のせいかもしれませんが、少し緑っぽく写る傾向にあるようです。なのでいったん外したスカイライトを再装着。

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楽しくなってきた。
カビやレンズへの傷はなく、美品ではありましたが、前ピン騒動が起こるとはちょっと予測できませんでした。
もしかしたら撮影環境や距離やらなにやらが関係してくるかもしれないのでこれからも様子を見ようと思います。
まあ、開放からでもある程度安心して使えそうなので、買って損、ということはなさそうです。

~余談~
この世代のUSM非Lレンズは
24-85mm
28-80mm
28-105mm
35-135mm
70-210mm
100-300mm
とあるわけですが(もっとあるかも)、あと100-300くらいは欲しいものです。70-210もいいかもしれませんが、なにぶん出現率が低いもので。
100-300 USMで電車を撮ると、どんな感じになるのでしょう?(主にAF速度の点)

11/20・・・100-300 USMを落札しました。近々また記事を書きたいと思います。