趣味の倉庫

たかやまの、よしなしごと、おきば

フリーソフトで自分なりの作曲環境を整えてみた 続

少し追記したいことがあるので、続編という形で書かせていただきます。
前回Dominoのソフト紹介で書いたMIDI音源を少しいじりましたところ、音質が多少改善されました。それまでの過程をまとめてみたいと思います。

①・・・まず、Windows7で使えるMIDI音源を導入する。
音質に定評があるものとしてはYAMAHA XG WDM SoftSynthesizerがありますが、Windows7には対応してない模様。
試しにインストールしましたが、インストールには成功したもののデバイス選択に表示されず・・・断念(泣)
・・・とググっているうちにtimidity++というソフトを見つけました。
http://twsynth.sourceforge.jp/
インストールして、Dominoを起動し、デバイスを指定して試しにMIDIファイルを演奏してみましたが、
・・・・・・・・・・・・?
音が出ないです。
再びググると、Dominoとtimidity++は相性が悪いようで、MIDI Yokeというドライバをかませると正常に動くようです。
http://www.midiox.com/index.htm?http://www.midiox.com/myoke.htm
↑ここからダウンロードして、インストールします。
こうするとデバイス選択にMIDI Yokeのポートがたくさん現れます。
しかし、timidity++のほうを少しいじってからでないと使えないようです。
timidity++の設定パネルを起動して設定します。
スタート→すべてのプログラム→Timidity++→twsyngを起動
(ここで間違えてはいけないのが、timw32gを起動することです。これを間違えて自分も苦労しました。)
タスクバーに常駐しますので、設定画面を表示させます。
その中の「シンセサイザ」のタブを表示させます。(ここでtimw32gを起動させているとこのタブがありません。)
ポートにMIDI Yokeが設定されているのを確認して、「シンセを自動で開始する」しチェックをいれOKをクリック。
これで設定は完了です。あとはDominoを起動し、デバイス設定をMIDI Yokeに設定し、再生すると・・・ちゃんとなりました。
GSよりは格段に音質が良くなりました。個人的にはGSはドラムがとてもショボいと思っていたので、そこが改善されたのがうれしかったです。

MIDI編集ソフトだけならここまででもいいのですが、WMPはまだGSのままなので、ついでに変更してしまいましょう。
http://www.pp-express.info/Vista_MIDI/vista_midi.htm#mapper1
このサイトからPutzlowitschs Vista-MIDIMapperをダウンロードし、PLWMidiMap.cplを%system root%\system32にコピーします。
そうするとコンパネにPutzlowitschs Vista-MIDIMapperが表示されるはず・・・と、どのカテゴリを探しても見当たりません(泣)
どうやら、表示をアイコン表示に変更しないと出ないようです。ただ、変更するとあっさり見つかります。
起動して、timidity++かMIDI Yokeを選択してOKをクリック。これで変更完了です。

ここで、ひとつ注意です。timidity++はtwsyngが起動している状態でないと演奏ができません。
したがって、使用するときはtwsyngをいちいち起動して操作することになります。
デスクトップにショートカットを作成するなど工夫してください。